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活動報告

第61期王位戦第4局「封じ手」を展示しました  開催(令和3年6月29日、30日)

藤井聡太王位・棋聖の昨年の活躍を振り返りつつ、多くの方に将棋へ関心を持っていただき、藤井聡太王位・棋聖のタイトル防衛を地元から応援するため、第62期お~いお茶杯王位戦の開催に合わせ、昨年開催された第61期王位戦第4局の「封じ手」を展示しました。
コロナ対策を施しながら、6月29日は会員限定公開を、6月30日には一般公開を行い、多くの方にお越しいただきました。

◆展示した「封じ手」について
日をまたいで対局する場合、持ち時間の不公平をなくすために、その日の最後の一手を紙に記入し、封筒に入れて封をすることを封じ手と言います。立合人により厳重に保管された封じ手を、翌日の再開時に開封し、そこに記入してある手から対局を続行します。
今回展示する「封じ手」は、第61期王位戦においてタイトル奪取を決めた第4局で藤井聡太棋聖(当時)が作成したものです。通常は同じ封じ手を2通作成しますが、第61期王位戦では木村一基王位(当時)の発案により、第2局以降は3通作成しました。その内1通ずつ(第2~4局の計3通)が九州豪雨被災地へのチャリティーオークションにかけられました。
今回展示する「封じ手」は、将棋愛好家である所有者のご厚意により、瀬戸市において特別に展示できることとなりました。