お知らせ
「新春オンラインせと将棋ライブ2022」でご協力いただいた方のご紹介④cookie&cafeUZU・川村屋賀栄
ライブ中の休憩コーナーを楽しく彩っていただきました、瀬戸市内で作られているお菓子、
「cookie&cafeUZU」の王将クッキーと「川村屋賀栄」さんの飛車角もなかをご紹介します!
どちらも馬の目皿に映えますね。
まずはクッキーからご紹介します。
こちらを作っていただいたのは、すでに「瀬戸将棋さんぽ」で記事を書かせていただきましたcookie&cafeUZUさんです。
縦11センチの大きさは迫力ありますよー!
何よりクッキー生地で作られている文字がとてもきれいでかわいらしいですね。
駒の形も迷いなくきれいにカットされていて美しいです。
当日は藤井竜王の王将戦の日でもあり、そんな日にふさわしいお菓子を木村一基九段と室田伊緒女流二段にお出しすることができました。ご用意していただきまして、ありがとうございました!
同じく、以前「瀬戸将棋さんぽ」でご紹介させていただきました川村屋賀栄さんにも、飛車角もなかをご用意していただきました。
中身が白星を連想する縁起のいい白あんだと気づかれるとは、木村九段はさすがですね。
優しい甘さの白あんです。
ライブ中にも言われていましたとおり、最中の皮には「飛車角」と書かれています。
全方向にどこまでも行ける、攻めも守りも自由自在の夢のような駒ですね!
外も中も将棋を指す人の理想をかなえたような「飛車角もなか」。
「見る将」の方も、「指す将」の方も、将棋のお供におすすめです。
ご用意いただきまして、ありがとうございました!
瀬戸将棋さんぽ⑧ ―瀬戸信用金庫アートギャラリー― 令和4年1月13日
瀬戸川沿いを散歩している最中ですが少し足を延ばしまして、
新年最初の「瀬戸将棋さんぽ」は瀬戸信用金庫アートギャラリーへ伺いました。
前回ご紹介した「川村屋賀栄」から少し東へ移動、記念橋北の交差点を南へ進み、橋を渡ってひたすら南に坂を上がり、さらに東本町の交差点を越えて見えてくるのが・・・(息切れ)
瀬戸信用金庫アートギャラリーです!
入ると早速ありましたよ。当協会で作成している藤井聡太竜王の星取表です。
瀬戸信用金庫は地元棋士である藤井竜王の応援に力を入れています。
各支店に星取表やお祝いパネルが設置されているので、もしお立ち寄りの際はチェックしてみてくださいね。
本店には当協会と制作した懸垂幕も掲げられていますよ。懸垂幕についてはこちら↓の記事をご覧ください。
藤井聡太竜王を祝し、懸垂幕が掲げられました。(令和3年11月15日)
藤井竜王の記念すべき初タイトルの号外も貼られています。
令和2年から昨年に渡る藤井竜王の歴史的快挙はこの棋聖戦から始まりましたね。
さて、こちらの瀬戸信用金庫アートギャラリーに入っていただくとわかると思いますが、何となく感じる銀行っぽさ・・・
聞いてみたところ、やはりもともとは実際に瀬戸信用金庫の支店として使われていた建物だそうです。
平成30年に営業終了し、令和元年にアートギャラリーとして生まれ変わったとのこと。
つまり、作品を展示してあるコーナーは、以前は信用金庫が営業されていた場所ということです!面白いですね。
今は瀬戸信用金庫ともかかわりが深い北川民次氏の絵画や、瀬戸にゆかりがある陶芸作品を展示し、地域の芸術文化の振興に寄与されています。
筆者がお邪魔したときはギャラリーコーナーでは「瀬戸の陶壁」を、瀬戸信用金庫コレクション展示コーナーでは「北川民次展」を開催していました。
「北川民次展」では瀬戸信用金庫がこれまで収集してきた北川民次氏の作品を展示しています。
今回展示されていたものの中には、瀬戸信用金庫が発行するカレンダーのために北川民次氏が特別に描いた絵画もあります。
北川民次氏は瀬戸市にとても縁が深い方です。
静岡県で生まれ、アメリカ・メキシコで絵画制作に取り組まれた後、瀬戸市にアトリエを構えました。
詳しくは瀬戸ペディアをチェック!→北川 民次 – Setopedia (seto-guide.jp) 北川民次画伯アトリエ – Setopedia (seto-guide.jp)
瀬戸信用金庫のカレンダーは昭和33年から現在に至るまで北川民次氏の作品を採用しています。
筆者も毎年楽しみにしている、瀬戸市民にはおなじみのとても素敵なカレンダーです。
北川民次氏の絵画が無料で気軽に鑑賞できる贅沢な空間ですね!
そのお隣、ギャラリーコーナーでは「瀬戸の陶壁」の企画展が開催中でした。
瀬戸市民以外の方には「陶壁って何?」といった感じかと思いますが、こちらも瀬戸市民にとってはおなじみのものなんですよ。
「陶壁(とうへき)」とは文字通り「陶器などのやきもので作られた装飾的な壁」です!
昭和34年に北川民次氏が瀬戸市民会館にタイル・モザイク壁画を制作したことが、瀬戸市における陶壁ブームの火付け役となり、その後昭和60年代まで盛んに制作されました。
陶芸家が制作したものが多く、土の素材感や独創的な造形、色鮮やかな釉薬を駆使した様は、まさに陶芸作品と言っても過言ではありません!
今でも、市内には60を超える陶壁が残っています。
名古屋市などの近隣市町や、愛知県庁にもありますよ。
こうして写真を並べると壮観ですね。
市内を巡って、実物を見に行きたくなります。
こちらは当協会の事務局がある瀬戸市文化センターの陶壁です。
この3点の陶壁は、なんと!加藤唐九郎氏の作品です!!
今でも瀬戸市文化センター内の文化ホールで実物を見ることができますよ。
瀬戸市文化センターに保管されていた陶壁の一部が展示してありました。
土の質感やそれに絡む釉薬に力強さを感じますね。
こちら「瀬戸の陶壁」の展示は2月13日(日)までとなっていますが、
次回の「写真展 河本五郎の表情-伊里一彦氏撮影による-」も興味深そうです。
新型コロナウイルスが落ち着いてきましたら、瀬戸市の将棋文化、そして芸術文化の普及向上を支える瀬戸信用金庫アートギャラリーへぜひお越しください♪
瀬戸信用金庫アートギャラリー
開館時間:10:00~16:00
休館日:月曜日・火曜日(祝日の場合は翌営業日)、年末年始(12月28日~1月5日まで)
入館料:無料
住所:〒489-0897 愛知県瀬戸市東茨町36番地の11
TEL:0561-82-3100
FAX:0561-82-1619
「新春オンラインせと将棋ライブ2022」でご協力いただいた方のご紹介③ 御室和菓子いと達
ライブ内の休憩時間に木村一基九段と室田伊緒女流二段にお召し上がりいただきましたおやつの中に、
ちょこんと座るかわいい姿…
「御室和菓子いと達」のくま最中です!
今回、オンラインライブに合わせて特別にくま最中をお送りいただきました。
このくま最中、なんと「竜王バージョン」です!
まさに藤井聡太竜王が召し上がったくま最中と同じものです!!
黄緑色の蝶ネクタイには龍の鱗を模した金箔があしらわれ、
足には玉をつかむ龍の爪の模様があります。
かわいいながらも、竜王戦イメージした気迫のようなものが感じられますね。
見た目もさることながら、中身もとてもこだわりを感じました。
黒糖を使った深みのある味わいのこし餡に、時々ほのかに感じる独特な香りと塩味は、なんと「一休寺納豆」だそうです!
竜王戦で藤井竜王がこのくま最中を選ばれてから、とてもご多忙にもかかわらず、当協会へのご協力をご快諾いただき、とても感謝しております。
御室和菓子いと達さん、ありがとうございました!
御室和菓子いと達
営業時間 10:00~17:00
定休日 水曜・日曜(祝日問わず)
〒616-8005 京都市右京区龍安寺塔ノ下町5-17
TEL 075-203-6243
「新春オンラインせと将棋ライブ2022」でご協力いただいた方のご紹介②愛知県陶磁器工業協同組合
番組中のおやつの時間に使用しましたお皿とカップアンドソーサーは、愛知県陶磁器工業協同組合ご協力いただきました。
今回は、お借りしたやきものをご紹介いたします。
まずはクローバー柄がかわいらしい瀬戸染付のカップアンドソーサー。
写真で見ていただいてもわかるとおり、光が透けています。
呉須で描かれた青いクローバーと相まって、繊細な印象ですね。
瀬戸市では19世紀前期に磁器の生産が本格化し、多種多様な染付磁器が作られてきました。
陶器と磁器の両方が生産できるのは、やきものの産地としてはとても珍しいことなんですよ。
ぴよりんを提供したお皿は、麻の葉模様のモダンな織部。
木村一基九段もおっしゃっていましたとおり、緑釉の緑が目に優しいですね。
「織部」は戦国時代に茶人としても活躍していた古田織部にちなんでいます。
今回は緑釉の織部をご紹介しましたが、様々な種類の織部があります。
いずれも、大胆で自由な色、形、模様をしていて、見ていて飽きないやきものです。
そして、渦巻き模様が印象的な馬の目皿です!
これもまた一度見たら忘れられないほどのインパクト!
この馬の目皿は江戸時代後期から明治、大正時代にかけて、瀬戸で大量に作られていました。
陶器なのでずっしりとした存在感があり、土の感触に温かみを感じます。
鉄系顔料で描かれた馬の目のような渦巻き模様が面白いですね。
いずれも瀬戸蔵1階の瀬戸蔵セラミックプラザで販売していますので、
木村一基九段と室田伊緒女流二段がライブ中に使用された素敵な食器を、ぜひご覧になってください♪
瀬戸蔵セラミックプラザ
〒489-0813 愛知県瀬戸市蔵所町1番地の1 瀬戸蔵1階
TEL 0561-89-5758 FAX 0561-82-2122
営業時間 10:00〜17:30
休館日 年末年始・月1回程度の臨時休館(詳細はこちら)
「新春オンラインせと将棋ライブ2022」でご協力いただいた方のご紹介①Floreria Nire
皆さま、新年あけましておめでとうございます。
令和4年になり、初めてのイベントである「新春オンラインせと将棋ライブ2022」は木村一基九段と室田伊緒女流二段のおかげをもちまして、新春を飾るにふさわしいとても楽しいオンラインライブとなりました。
このイベントは多数の方々からご協力をいただいています。
これから数回に渡り、ご協力いただいた方々のご紹介をしていこうと思います。
まず、第一弾は会場を華やかに彩っていただきました「Floreria Nire」です!
お正月らしい雰囲気でお願いしますと注文させていただき、当日どのようなお花が届くのか楽しみにしておりました。
こちらは会場準備風景です。お花がない会場はなんだか趣が無いですね。
お花の到着を今か今かと待っていたところ…
ようやく届いた花がこちら!
さすが、期待以上のお花が届きました!
かわいいだけではない、Floreria Nireさんの独特な世界観がスパイスのように効いているおしゃれなお花です。
上の画像のお花は木村一基九段と室田女流二段におやつをお召し上がりいただいたテーブルに飾らせていただきました。
そして、こちらは大盤将棋の下に。
小ぶりながらも、存在感がありますね。
このお花の登場により、会場が一気に新春の華やかな雰囲気となりました。
Floreria Nireさん、ありがとうございました!
Floreria Nire
Instagram 「florerianire」
Facebook 「Floreria Nire」
「新春オンラインせと将棋ライブ2022」のアーカイブをぜひご覧ください。(公開終了)
令和4年1月9日(日)に配信しました「新春オンラインせと将棋ライブ2022」のアーカイブをご覧いただけるようにいたしました。
木村九段と室田女流二段の掛け合いによる、楽しく分かりやすい将棋の解説やトークをぜひお楽しみください。
https://youtu.be/gw43lpOgdMs
※令和4年2月1日をもちまして、公開終了となりました。たくさんのご視聴、ありがとうございました。
◆チャンネル名
瀬戸将棋文化振興協会
主 催:瀬戸将棋文化振興協会、(公財)瀬戸市文化振興財団
助 成:(公財)瀬戸信用金庫地域振興協力基金
協 力:日本将棋連盟東海普及連合会
後 援:瀬戸市、瀬戸市教育委員会
出 演 者:木村一基九段・室田伊緒女流二段
『第51回全国支部対抗戦・支部名人戦』愛知県大会及び『第29回全国シニア将棋名人戦』愛知県大会について
『第51回全国支部対抗戦・支部名人戦』愛知県大会及び『第29回全国シニア将棋名人戦』愛知県大会が下記の日程で開催されます。
つきましては、大会への出場者を募集いたしますので、出場を希望される会員の方は、令和4年1月15日(日)までに、瀬戸将棋文化振興協会事務局までメール(seto-shogi@setoshogi.com)またはファックス(0561-85-0415)でご連絡ください。
■開催日:令和4年2月6日(日)受付:午前9時15分~/対局開始:10時~
■会場:名古屋港湾会館 第1・2・3会議室
詳しくは下記要領をご覧ください。
『第51回全国支部将棋対抗戦・名人戦』『第29回全国シニア将棋名人戦』代表派遣について
本大会は支部会員の実力向上、支部間の交流、親睦を計ることを目的としています。
瀬戸将棋文化振興協会は、登録会員数が200名以上の支部会員として、『第51回支部対抗戦』へ団体代表2チーム、『第51回支部名人戦』へ代表2名、『第29回シニア名人戦』へ代表2名を、地区予選免除で派遣することができます。
つきましては、大会への出場者を募集いたしますので、出場を希望される会員の方は、令和4年2月10日(木)までに瀬戸将棋文化振興協会事務局までメール(seto-shogi@setoshogi.com)またはファックス(0561-85-0415)でご連絡ください。
なお、定員を超える場合は抽選とさせていただきます。
※団体戦については本支部からの地区大会への出場はできません。
詳しくは下記要領をご覧ください。
瀬戸将棋さんぽ⑦ ―川村屋賀栄― 令和3年10月9日
さらに瀬戸川沿いを東に歩いていきます。
川の向こう側に見えてくる大きな建物は瀬戸蔵です。
一階にはやきもののショップや観光協会があり、2・3階には「瀬戸蔵ミュージアム」があります。
「瀬戸蔵ミュージアム」では瀬戸の歴史や文化を知ることができます。
ミュージアム内に復元された尾張瀬戸駅の古い駅舎や瀬戸電の展示もさることながら、3階の古い瀬戸物を時系列で並べて作られた年表は圧巻です!
千年を超す瀬戸焼の長い歴史と高い技術力がよく分かりますよ。
瀬戸にお越しの際は是非!
さて!今回紹介させていただくお店に近づいてきました。
歴史ある佇まいが渋い江戸時代末期創業の「川村屋 賀栄」です!
大正時代築!100年を超す歴史あるお店の佇まいから、老舗のおいしい和菓子屋さんといった雰囲気が漂っています。
看板など、至る所に書かれている名物「瀬戸川饅頭」とは?後程紹介しますね。
おいしそうな予感に期待が高まります。
そして、中に入ってみて驚きました…!
藤井達吉氏の掛け軸です!
藤井達吉氏と言ったら、日本工芸の発達に多大な功績を残した方。
瀬戸にも大変縁が深く、瀬戸の陶芸にも大きな影響を残されています。
奇しくも藤井竜王と同じ苗字ですね…!全く関係無いですが。
お店の方に伺ったら、藤井達吉氏はお客さんとして度々お店に訪れていたそう。
当時の店主がいくつか掛け軸を譲り受けたそうです。
さすが歴史の重みを感じますね。
先ほどから名前が出ている「瀬戸川饅頭」を描いたお軸もあるとのこと!面白い!
運がよかったらそのお軸を見られるかもしれません。
川村屋賀栄さんに訪れたら、ここもチェックですね。
ちなみに、藤井達吉氏の作品は瀬戸市美術館にも多数収蔵されています。
収蔵品展を開催しているときは展示されることがありますので、よろしければ、そちらも併せてご覧ください。
振り返りましたら、ガラスのショーケースに和菓子がたくさん並んでいます。
そして…
ありましたよ「飛車角最中」!迷わずお買い上げです。
先ほどから名前が出ている瀬戸川饅頭はこちら!
馬の目皿に映える「瀬戸川饅頭」は、川村屋賀栄創業以来、150年変わらぬ製法で作り続けられています。
第二次世界大戦中は瀬戸川饅頭の命である「麹菌」を壺に入れて肌身離さず守ったそうです。
先人の努力のおかげで、江戸時代から変わらぬ味が味わえるのですね。
口に入れるとお酒の香りがふわっと香る素朴なお饅頭。
筆者にとっては子供の頃からお馴染みの味です。トースターで焼いてもおいしいですよ。
古い建物は庇が深いせいか日の光の入り方が優しくて、とても落ち着きます。
それでは、お持ち帰りした「飛車角最中」をいただいてみましょう。
箱もおしゃれですね。
織部のお皿に盛ってみました。織部焼の緑釉に映えますね~
割ってみると、中は白あんでした。白星の白!さすが縁起がいい素晴らしいチョイスです。
食べてみるとサクサクの香ばしい最中の皮に、ねっとりとした白あんの上品な甘さが素敵に調和しています。温かい緑茶といただくと、おいしさが体中に染み渡る心地です。
食べ方のメモも入っていました。
凍らせてアイス最中!これもまたおいしそうですね。
歴史と伝統を大切にしながら、その時代に合わせたチャレンジもしていく川村屋賀栄さんは、攻めと守りを兼ね備えた、まさに「飛車角」のようなお店でした。
川村屋賀栄
営業時間 8:00~18:00
定休日:火曜日
〒489-0044 愛知県瀬戸市栄町25
TEL:0561-85-2221
HP:https://www.kawamurayagaei.com/
次回、さらに瀬戸川沿いを歩きます。
瀬戸将棋さんぽ番外編 ―竜王戦後の瀬戸の様子は?― 令和3年11月14日
11月13日!またしても将棋界の歴史が動きましたね!!
藤井聡太竜王が将棋界の頂点である「竜王」の座に着き、史上最年少で四冠を達成したこととなりました!!素晴らしい快挙です!!!
そこで、今回は番外編として竜王戦から一夜明けた興奮冷めやらぬ瀬戸の中心市街地の様子をお届けしますね。
竜王戦から一晩明けた11月14日は日曜日。
いつもより人気の多い尾張瀬戸駅前をいそいそと進んで行きます。
まずはおなじみパルティせとへ…
早速掛かっていました!パルティせと店舗会の手書きの垂れ幕です!
今回も素晴らしい出来ですね。実は用意している段階から描いている様子を見させていただいていたのですが、一人の方がとても丁寧にサインペンで描かれていました。
お越しの際はぜひ近くでじっくりと見てみてください。
太いサインペンで無駄なく迷いがない筆致で描かれていることが分かると思います。
カメラを向けている人もたくさんいました。
筆者も写真撮影をしていたら、通りすがりの地元のご婦人に「竜王って将棋では頂点やら~。大したもんだわ(瀬戸弁)」と話しかけられました。
以前ご紹介した喫茶スマイルでも、早くもオリジナルのメニューが期間限定で登場していました。
スマイル四冠タワーです!
瀬戸焼きそばのアフタヌーンティーです。
「四冠」と「四つの缶」をかけて4枚の駒形のお皿を缶で重ねるとはアイデア溢れるメニューです。
缶の中には「四冠」とかけて羊羹が入っているそうです。一番上には?何やらかわいらしいのが乗っていますね。
次も以前にご紹介させていただいたcookie&cafeUZUです。
こちらもありましたよー。皆さん準備がいいですね。
シャープな駒形の五角形に堂々たる「竜王」の文字がまぶしいです。
見た目もさることながら、cookie&cafeUZUのクッキーならおいしいことは間違いなし!
さて、パルティせとの南口近くにある瀬戸物人形「加藤民吉」を横目に見ながら外に出て、瀬戸川沿いを歩き、銀座通り商店街へ。
垂れ幕がたくさんかかっていますね。
この垂れ幕は今年度中に割ったくす玉の中身です。当協会作成ですよ。
今年度の藤井竜王の快挙が一目で分かりますね。
竜王戦の垂れ幕が早速かかっていました。昨晩くす玉から出てきたばっかりの垂れ幕です。
隣の手書きの星取表もかっこよくて素敵ですね。
シャッター大盤は号外に囲まれていました。
この日の銀座通り商店街は昨晩の興奮冷めやらぬ様子。カメラを持った将棋ファンで賑わっていました。
まだ将棋さんぽでは紹介していませんが、銀座通り商店街にある「りえの焼そばチントンシャン ぱんだ家」では数量限定で「竜王せとラーナ(スペインのクレマカタラーナをアレンジしたプリンみたいなデザート)」が登場していました。
スペインで修業されてきた料理人が作る「せとラーナ」は間違いなくおいしいです!
また詳しく別の機会に紹介しますね。
店内にもお祝いコーナーができていましたよ。いたるところに将棋グッズがある楽しいお店です。
銀座通りを抜けて深川神社の参道を横切り、歩道橋で瀬戸川を渡って、今度は末広町商店街へ。
こちらにも大きな垂れ幕がありました。
この時点では「竜王」に星は付いていませんが、数日後に付けたそうです。
こちらも将棋ファンらしき方が大きなカメラを持って散策していました。
いつもより賑わいを見せ、お祝いムードに包まれた瀬戸の中心市街地。
明るいニュースを届けてくれた藤井竜王のさらなる活躍に今後も期待が高まります!
これで今回の瀬戸の中心市街地のさんぽは終わりますが…少し移動しまして瀬戸市役所にも行ってみましょう。
11月15日(月)に訪問しました。
藤井竜王の華々しい功績が書かれたパネルと…
筆者が作成した星取表とお祝いパネルです!
テレビ局も取材に来ていて、夕方のニュースで放送されていました。
瀬戸にお立ち寄りの際には、瀬戸市役所もチェックですね!
瀬戸将棋さんぽ⑥ ―ぬくもりの器 わっつ― 令和3年10月7日
パルティせとを南口から出て、瀬戸川沿いを東に歩いていくと、丸一国府商店が見えてきます。
明治44年築の木造4階建て!歴史ある建物です。
歴史について知りたい方はぜひsetopedia(セトペディア)の記事をご覧ください。
瀬戸には歴史ある古民家が所々に残っていますので、お越しの際はチェックしてみてくださいね。
さらに進んで行くと、見えてきました。
今回紹介する「ぬくもりの器 わっつ」です。
店内に入ると、所狭しとやきものが並んでいます。
その光景はまるで毎年9月に行われるせともの祭のよう。
新型コロナウイルス感染症が原因で、去年・今年とせともの祭が中止になってしまったので、こうした光景が懐かしく感じます。
食器や招き猫がたくさん並ぶ中、掘り出し物はないかと宝探し感覚で店内を歩いていたら…
見つけました!
将棋の駒型のお皿です!
織部のお皿と将棋の駒の融合とは、まさに「やきものと将棋のまち」を表していますね。
手書きで味のある模様に温かみを感じます。
お皿のみならず、箸置きや…
根付もあります!
こちらのお皿や箸置き根付は、実は直接窯元に発注している「ぬくもりの器 わっつ」オリジナルの商品です。
将棋の駒形のやきものをご所望なら、是非「ぬくもりの器 わっつ」まで!
これ以外にも、オリジナル商品やアウトレット商品がたくさん揃っている、とても楽しいお店でした。
ぬくもりの器 わっつ
営業時間 12:00~17:00
定休日 火・水・木曜日(イベント出展のため臨時休業あり。お越しの際は電話でお問い合わせすると確実です)
〒489-0044 愛知県瀬戸市栄町37
TEL:0561-85-1222
次回、さらに瀬戸川沿いを歩きます。
瀬戸将棋さんぽ⑤ ―パルティせとのcookie&cafeUZU― 令和3年10月7日
喫茶スマイルを出て、右手に見えてくるかわいくておしゃれなお店、cookie&cafeUZUです。
店外からも見える高い所に神々しく飾ってあるのは棋聖・王位の特大二冠クッキー!
右側に当協会の祝杯盃までお供え(?)してあり、まるで神棚のよう。思わず拝みたくなってしまいます。
もちろん叡王もありますよ。
ショーケースの一番目立つところに陳列されています。この堂々たる風貌、まさに叡王の貫禄ですね。
こちらのクッキーは予約制で作っていただけるそうです。もし、ご入用の場合は、予約をしてから瀬戸にお越しくださいね。
この将棋クッキー以外にも、ショーケースにはたくさんのクッキーが並んでいます。そのうちの一つを購入してみました。
クッキーの詰め合わせです。
封を開けた時から漂う、甘くて優しい香り。
右上の丸いクッキーを食べてみました。口に入れたらほろほろとほころびるソフトな食感です。ハート形のクッキーにはジャムがついていてフルーツの香りがふわっと香ります。
いろいろな種類のクッキーが一つずつ入っていて、それぞれに特徴を持ちながら、どれもとても優しい口当たりでした。
クッキーはオンラインショップでも購入できるので、遠方の方も是非ご利用くださいませ。
また、クッキーの販売のみならず、店内には6席のカフェも併設されていて、ランチタイムには日替わりランチがいただけます。
お弁当のテイクアウトもあります。栄養バランスが考えられており、体に優しい味付けが好きで、筆者は何度も利用しています。秋・春はお弁当を持って無風庵(ここもいつか紹介したいと思います)の近くで瀬戸の町を眺めながらランチをするのもよさそうですね。
クッキー作りの確かな技術と、体を思いやる優しさと温かみを感じるお店でした。
【10月16日再訪】
三冠クッキーが完成したとの情報を聞きつけて、行ってきました!
どうですか!この威風堂々とした佇まい!いいですね~。
三冠クッキー誕生に伴い、叡王クッキーは棚の上へ。
王位・叡王・棋聖揃いました。素晴らしい眺めです。
ご入用の方は、ぜひご予約を!
cookie&cafeUZU
営業時間 11:00~20:00(新型コロナの影響で時短営業中。本来は21:30まで)
ランチタイムは11:00~15:00
定休日 火曜日・第一水曜日・祝日
〒489-0044 愛知県瀬戸市栄町45番地 パルティせと1階内
TEL:0561-56-8373
https://cookie-uzu.amebaownd.com/
次回、パルティせとを出て、瀬戸川沿いを歩きます。